マンスリーマンションでできる法人契約。そのメリットとは?

観光やイベントでその地を訪れた際、長期であれば個人でマンスリーマンションを手配することもあるでしょう。

ビジネスでも、自分でマンスリーマンションを見つけ、書類のやりとりをして契約といったことは珍しくありません。

そんなマンスリーマンションは、個人契約ではなく法人契約をすることも可能です。

出張が多い業務で、さらに出張先のエリアが限られている場合は、法人契約の方がメリットを大きく感じられるかもしれません。

今回はマンスリーマンションを法人契約にどのようなメリットがあるのかを詳しくお話しましょう。

 

個人契約と法人契約の違いとは?

まずは「個人契約」と「法人契約」の違いを説明します。

まず個人契約は、その名の通り個人がマンスリーマンションの管理会社に問い合わせをし、書面のやりとりをして契約をする形態です。

一方、「法人契約」の場合は、会社の経理担当者が窓口となって行うことになるでしょう。

とはいっても、個人契約と違って面倒な手続きが必要になるわけではありません。

個人とほぼ同じ契約書類に加えて、会社の登記簿謄本、

入居する社員の身分証明書(運転免許証やパスポートなど)のコピーを送れば完了です。

手間はほとんどなく、やりとりもメールやFAX、あるいはオンライン上で完結するケースがほとんどです。

 

法人契約の場合、マンスリーマンションを借りるまでの流れは変わるの?

個人契約でも法人契約でも、マンスリーマンションを借りるまでの流れはほぼ変わりません。

利用したいと思えるマンスリーマンションを探し、その物件の運用会社に申し込みをするだけです。

法人だからといって手続きや流れが大きく変わるわけでないので、部屋さえ空いていればスムーズに社員を入居させられるでしょう。

変わるとしても、事前に鍵の受け渡しが発生した際、受取先が個人宛ではなく、会社宛になる程度です。

 

【法人側】法人契約のメリット①:手続き周りを会社が請け負うことができる

出張の多い企業の場合、社員個人がマンスリーマンションを選んで利用するのであれば、その都度契約が必要になります。

出張の度にマンスリーマンションを探して契約するか、利用したことのあるマンスリーマンションを選んで契約することになりますが、

何度も行うのは社員の負担になることもあるでしょう。

法人契約ならば会社側がその手続きをすることができるので、出張する社員は仕事に専念することができます。

「そうなると会社の窓口スタッフの負担が大きくなるのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、そうでもありません。

マンスリーマンションの管理会社と契約を交わしていれば、

目当ての部屋の空き状況を確認し、管理会社にメールや電話をするだけですぐに手続きは完了です。

ビジネスホテルの部屋を確保するよりも、手間としては簡単かもしれません。

あとは入居をする社員の身分証明書のコピーを送れば、あとは出張開始日までに郵送されてくる鍵を待つだけです。

 

【法人側】法人契約のメリット②:マンスリーマンションの家賃を抑えられる

マンスリーマンションの法人契約をするにあたって、いちばんのメリットは家賃を抑えられることです。

法人契約をすると会員になり、会員特典としてお得なサービスを行っている管理会社も多くあります。

また、契約しているのは会社のため、入居者が変わっても契約を継続することができます。

例えば1年契約で、1か月あたりの家賃が大幅値引きされるマンスリーマンションがあったとします。

Aさんが半年滞在して退去をしても値引きはそのまま継続され、次に入居したBさんにそのまま引き継がれるのです。

個人契約の場合は同じ人が住み続けることが前提になり、ほかの人に引き継ぐことはできません。

そうなると、半年契約や数か月の契約で別々になってしまうため、大幅な値引きを受けることは叶わなくなるのです。

そのため、社員が同じエリアに出張に行くことが多いのであれば、

多少空室の期間があったとしても、契約が長い方が費用を抑えられ可能性が高まります。

入居者が変わった場合も新しい入居者の身分証明書のコピーを提出するといった簡単な手続きだけですので、

その辺りのメリットも大きいといえそうです。

 

【法人側】法人契約のメリット③:出張費周りの管理が楽になる

法人契約をすることで、複数のマンスリーマンションを利用しても、一括で会社側に請求が行われます。

社員個人が立て替え払いをしていたものを経費で落とせるようになるため、

個人とやりとりをするよりも清算周りがシンプルになり、出張した社員も経理担当者にもメリットが感じられそうです。

 

【法人側】法人契約のメリット④:社宅としても利用できる

マンスリーマンションの利用方法は、出張者の滞在先だけとは限りません。

法人契約をすればマンスリーマンションを社宅としても利用できるでしょう。

社宅といえば物件の借り上げのイメージがありますが、

マンスリーマンションの場合は契約も簡単で、さらに家具や電化製品が備え付けられています。

わざわざ買いそろえる必要がないため、一人暮らしが初めてといった若い社員には喜ばれるかもしれません。

 

【個人側】法人契約のメリット①:入居者個人で手続きをする手間が省ける

法人側の法人契約のメリットでもお話しましたが、契約者が法人になるため、個人でやりとりをする手間が省けます。

また、初めての場所でも同じ会社に利用者がいるため、物件や周辺環境への不安が軽減されるかもしれません。

地域の美味しいお店やリースナブルなスーパーの情報を交換してから出張ということも場合によっては可能になり、

充実した滞在期間が過ごせるでしょう。

 

【個人側】法人契約のメリット②:仕事のメンバーと同じ建物に滞在できる

マンスリーマンションでもビジネスホテルと同様に、同じ建物内に複数の部屋を手配することができます。

慣れない土地であっても知り合いがいることで、安心材料のひとつになるでしょう。

また、マンスリーマンションの場合は「この辺りのエリアの同じ建物内で、5部屋確保したい」といった要望にも応えてくれます。

一般的なホテルのように一軒ずつ連泊できる空き室を探すよりも、簡単に滞在先を見つけることができます。

 

まとめ

このように、マンスリーマンションの法人契約には会社にも個人にも、さまざまなメリットがあります。

また、管理会社によっては、法人契約をしている企業に向けて、

人気エリアのマンスリーマンションに空きが出た際にはいち早くメール配信するといった、

個人契約にはないサービスを行っていることもあるでしょう。

もし同じ地域に何度も出張をするのであれば、会社側に法人契約ができないかと提案してみても良いかもしれません。

 

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