マンスリーマンションの電気代｜支払うタイミングとは
マンスリーマンションを利用する上で気になるのが、電気代や水道代といった光熱費。
マンスリーマンションを仕事の拠点とするつもりであったり、自炊をする予定であったりすると、光熱費の負担はどうなるのだろうかと気になる方もいるでしょう。
今回は、マンスリーマンションの電気代を中心に光熱費についてと、支払いのタイミングについてお話していきます。
マンスリーマンションでは電気や水道、ガスの個別契約は不要
マンスリーマンションの電気や水道といった光熱費の契約はどうなるの？
と初めてマンスリーマンションを利用する場合は気になる方もいるでしょう。マンスリーマンションは、管理会社が電力会社や水道会社と契約をしているため、入居者が個別に何かアクションを起こす必要はありません。
また、入居者に直接電気代の請求が来ることもないので、住むにあたって管理会社とは別に支払いをすることもないでしょう。
長期間の契約であっても業者との立ち合いは必要なく、部屋に入ったらすぐに電気や水道、ガスの利用が可能です。
引っ越しが完了してすぐにアクティブに活動したい方にとっては、大きなメリットになりそうです。
マンスリーマンションの電気代は定額制
部屋の電気や水道は、マンスリーマンションの管理会社が契約しており、それぞれ実費でいくらかかっているのかは、通知が来ないことがほとんどです。
多くのマンスリーマンションでは、電気・水道・ガスなど光熱費のすべてを含む定額制になっており、おおよそ1か月で12,000円程度が設定されています。
季節ごとに設定が変わることもなく、年間を通して一律料金であることが多いようです。
12,000円という設定は、一人暮らしの光熱費からすると、少々割高だと感じるかもしれません。
しかし、ホテルでの生活となると自炊ができず、外食が続いて出費が重なります。
キッチンもお風呂も、好きな時間に好きなだけ利用できるマンスリーマンションでは、例え光熱費に割高感があったとしても、ホテルに比べればずっと安く快適に生活することができるでしょう。
マンスリーマンションの電気代を支払うタイミングは基本的に前払い
では、実際に電気代やガス代の支払いのタイミングはいつなのかと言うと、基本的に前払いです。
月初や月末といった決まった日ではなく、家賃を支払うタイミングで一緒に支払いをします。
マンスリーマンションを契約すると、支払う金額に光熱費の項目もあるので、チェックしておきましょう。
電気代やガス代といった光熱費は、おおよそ1か月で12,000円程度ですが、家賃と同様に、契約する日数に応じて日割り計算が適応されます。
定額制だからと安心することなかれ。使い方によっては追加請求されることも
電気代やガス代といった光熱費は、おおよそ1か月で12,000円程度の定額で、家賃と一緒に前払い制を採用しているところが多いです。
そうなると「もう今月の光熱費は支払ったから安心だ」と考えてしまい、節電・節水の意識を忘れてしまいがちです。
マンスリーマンションの光熱費は定額制ではあるものの、極端に利用金額が膨らんだ場合には、別途請求されることがあります。
・エアコンをつけっぱなしで数日外出してしまった
・水道を流したまま放置し、数日後に気づいた
といったトラブルが発生すると、別途電気代を追加で請求されることになるので、注意が必要です。
また、マンスリーマンションをある程度まとまった期間で契約している場合、光熱費の使い過ぎが発覚した際には、事前に管理会社から注意の連絡が入ることもあります。
節電や節水を心掛けておけば、別途請求が発生することはないでしょう。
「光熱費の使い過ぎって具体的にはどれくらいなの？」と心配になってしまうかもしれませんが、自宅のように常識の範囲内で生活をしていれば、問題ありません。
別途請求されるようなことはないので安心してください。
電気や水道でトラブル……支払いは契約者？
例えば契約したマンスリーマンションの部屋で、漏電により電力が損失されていたり、水道管が腐食していて水漏れが発生していたりといったトラブルが起こったとします。
そういった設備不良は管理会社が対応をするので、契約者が業者を手配する必要は一切なく、工事費用を負担する必要もありません。
もしも常識の範囲内で電気を使っているにも関わらず、電気代が高いと管理会社から指摘を受けたときには、電気系統に何らかのトラブルが起こっている可能性があるでしょう。
おかしいなと感じたときには、まずは管理会社に相談をしてみることをおすすめします。
その他にも、マンスリーマンションに入居してから「部屋の照明のスイッチを入れても、今ひとつ反応が悪い」「蛇口のしまりが悪く、水漏れしやすい」といった気になる箇所があれば、すぐに管理会社に連絡を入れてください。
電気代など光熱費は家賃にふくまれているマンスリーマンションが多い
これまで電気代やガス代といった光熱費は、おおよそ1か月で12,000円程度とご紹介しましたが、マンスリーマンションの家賃に含まれているケースが多くなっています。
家賃が高く思えても、光熱費が含まれていることもあるので、問い合わせ前に確認をしておきましょう。
家賃に別途定額料金でプラスされていても、マンスリーマンションの家賃に含まれているケースであっても、光熱費が一定であれば毎月の支出が把握しやすくなります。月々の支出を見直すきっかけにもなるかもしれません。
まとめ
基本的にマンスリーマンションは、支払いは管理会社に行うことがほとんどです。
直接支払う必要がない分、一括して管理できるのは便利ではないでしょうか。
特殊な規約のあるマンスリーマンションでない限り、基本的に光熱費は、定額制のところがほとんどです。
そもそもマンスリーマンションの家賃に含まれているところも多いので、契約前によく確認しておきましょう。
水道代については前払い制が多く、それ以降も家賃と一緒のタイミングで請求を受けることになります。
定額制だからといって極端に使いすぎると、追加で請求されるパターンもありますから、自宅と同様にできるだけ節電・節水に努めた方が良いいでしょう。