ウィークリーマンションは1日だけの利用ができない？最低契約日数は？
イベントやライブで地方へ遠征した時に、ビジネスホテルに宿泊するのが難しかった経験があるかもしれません。
夜遊びを楽しみ過ぎて終電を逃してしまった時に、目の前に物件があれば、1泊だけでも過ごせればいいのにと考えたことはありませんか。
ウィークリーマンションはビジネスホテルと一般賃貸物件の間に位置するような利用ができると想像する方もいるのですが、具体的には入居するために、どのような方法が必要なのでしょうか。
今回は、ウィークリーマンションに入居できる日数に関してのお話です。
よくある疑問に関しても記載しているので、短期間の宿泊を考えている方は、ウィークリーマンション利用の参考にしてみてください。
ウィークリーマンションの最低契約日数は？
ウィークリーマンションはその名の通り、１週間程度の利用を対象としています。
ほとんどの物件では7日間以上の利用を前提としているため、最低契約日数を7日以上にしている場合がほとんどです。
ただし、管理会社によってはごくまれに1日から滞在できる物件も用意されているため、よく探してみると空き室を見つけられるかもしれません。
物件や管理会社によっても異なりますが、7日以上の利用の場合はその後1日単位で日数を設定できることもあります。
また、一般的には1ヵ月未満の契約では数ヵ月単位の契約よりも、1日あたりにかかる費用が割高になる場合が多いことも事前に知っておきましょう。
ウィークリーマンションの最高契約日数は？
基本的に短期間の入所を予定しているウィークリーマンションでは、一般的には最高契約日数を１年間に設定している管理会社がほとんどです。
１年経過後には簡易的な手続きで再契約できることもありますが、日数延長を伝えた時に次の入居者が決定していた時には、再契約ができないこともあります。
また、必要となる費用についても長期滞在を行えば行うほど、一般賃貸物件の方がお得に感じる場面も増えてくるかもしれません。
ウィークリーマンションはあくまで仮の住居として短期間の利用をする方が良いと感じる方もいるでしょう。
最低契約日数が１週間の物件に、数日間滞在したい
原則としては、最低契約に記載されている期間が入居条件となりますが、どうしてもそれ以下の日数で滞在したい時には、物件を取り扱っている管理会社まで直接相談することをおすすめします。
例えば、ビジネスホテルの場合でも、当日宿泊が必要となった方向けに空き室を準備していることがあります。
それと同様に、ウィークリーマンションの場合も、退居予定者と次回入居者までの期間が開いている時には、数日間の滞在ができる可能性もあります。
ただし、基本的に相談が必要な時は即日入居での対応が難しくなるため、入居予定日までに余裕を持って相談をする方が良いでしょう。
ウィークリーマンションは本当に即日入居が可能？
スムーズに契約の手続きが行えれば、一般賃貸物件とは異なり即日入居できるのがウィークリーマンションの良いところです。
午前中に契約書類の送付が終了すれば、午後から即日入居できることもあります。
即日入居を希望している時には、申込時にその旨を伝えましょう。
また、入居者自身の身分証明書や印鑑などの契約に必要なものを準備しておくと、さらにスムーズに手続きが行えます。
ただし、基本的にウィークリーマンションの入居手続きは、インターネットや郵送を利用して行います。
当日ウィークリーマンションの近くにいたとしても、ビジネスホテルのようにその場ですぐに入居が開始できるわけではありません。
契約手続きに関しては、時間に余裕を持って行うようにしましょう。
ウィークリーマンションの契約後の途中退居は可能？
ウィークリーマンションでは、入居時に希望する予定入居期間について伝えてから、前払いで入居に必要な費用を支払います。
そのため、原則としては途中退居が認められないことを知っておきましょう。
契約後に予定日数が残っている状態で途中退居をしようとした時には、支払った費用の全額もしくは一部が返金されない可能性があります。
さらに、管理会社によっては追加費用として違約金や解約金が必要になるかもしれません。
賃料以外にも入居開始に関しては様々な初期費用が発生します。
理論上は、7日間の契約をしてから、2・3日で途中退居するという使い方も可能ではありますが、初期費用の支払いまで含めて考えると、ビジネスホテルなどに比べてかなりの割高となる可能性があるため、あまりおすすめはできません。
途中退居に関する対応の詳細については、管理会社によって異なります。
なるべく途中退居を行わなくていいように、入居日数の申し込みに関しては注意して行いましょう。
退出日が決まっていないと契約できないの？
入居時にはどの程度の入居期間を予定しているかを決定しなければなりません。
ウィークリーマンションでは、前払いが原則のため入居に必要な日数から費用を計算するためです。
退出日が未定の時には期間を短めに設定することで、同じ物件の延長が行える可能性もありますが、次の入居者がすでに決定している時には、延長はできません。
その場合、周辺にある違う物件を選んで利用することもできますが、ほとんどの場合は、違う物件に対しては違う契約を再度結ばなければなりません。
退出日が具体的に分かっていなくても入居を開始することはできますが、不便に感じることがあるため、管理会社には退居日が分かり次第すぐに連絡をした方が良いでしょう。
まとめ
ウィークリーマンションでは、1日あたりの賃料を掲載している物件がほとんどですが、入居に関しては１週間程度の利用を前提としていることに注意しましょう。
契約時には、費用を前払いで行わなければならないため、入居目的や退居予定日に関しては具体的に設定しておくようにしましょう。
1日から数日限りの滞在を考えている時には、管理会社に直接相談するか、エリアや間取りにこだわらずに探すことで空き室を見つけやすくなります。
また、数日間の利用の場合でも、解約金などで総合的な費用が高くなる可能性があるため、予算には余裕を持たせるようにすると安心です。