マンスリーマンションは2人以上でも入居できる？利用上の注意点は？
即日入居が可能なマンスリーマンションですが、住む日数が長くなるほど家族や友人とのコミュニケーションが自室という場面も増えてくるのではないでしょうか。
今回は、マンスリーマンションに複数名で入居したい時に役立つ内容についてまとめてみました。
特に予定よりもマンスリーマンションへの滞在が長期になりそうだという方は、ぜひご一読ください。
マンスリーマンションは2人以上でも入居できる？
結論から言えば、「マンスリーマンションには2人以上でも入居が可能」です。
しかし、実際に入居する場合は様々な注意点があることを知っておく必要があります。
自宅と同様に過ごすことのできるマンスリーマンションですが、限度の超えるような勝手な過ごし方は良いものとは言えません。
注意事項を知らずにルールに反した結果として、入居継続を断られることも考えられます。
次の項目では、代表的な注意事項についてまとめているので、複数名の入居が初めてという方は、それぞれの項目について詳しく確認するようにしましょう。
マンスリーマンションに複数入居する時の注意点は？
マンスリーマンションに2人以上が入居する時には、注意すべき項目があります。
それぞれまとめてみたので確認していきましょう。
滞在日数
複数名で入居する場合、まずは具体的な滞在日数について確認すると良いでしょう。
入居初日から複数名で同居を開始するのか、それとも離れた場所にいる家族や友人が数泊する程度の一時的な滞在になるのかで契約内容がそれぞれ異なります。
同居人として初日から滞在したい時には、入居可能人数が2名以上を対象としている物件を事前に選んでおくようにすると、部屋のスペースにゆとりが出るため長期の滞在でもストレスなく過ごせるようになりますし、物件管理会社とのトラブルにもつながりにくくなります。
一時的な滞在の場合は、入居人数の追加に関して物件管理会社に連絡する必要があります。
滞在予定日までに早めに担当者まで連絡を行い、追加費用が必要となった時には速やかに支払うようにしましょう。
無断で入居や宿泊をしてしまった時には契約違反となり、退去や違約金の支払いなどのトラブルが発生する可能性があります。
契約書に記載された内容を確認して、スムーズに対応が行えるように心掛けましょう。
騒音
マンスリーマンションは、賃貸物件と同様に集合住宅です。
一棟すべてがマンスリーマンションとして貸し出している物件もあれば、一部屋だけが対象となっていることもあるため、周辺住民と生活リズムが異なる時には、特に騒音には注意する必要があります。
複数名が同居した時には、話し声や笑い声などが一人暮らしに比べて大きくなりがちです。
パーティーやゲームなどの楽しいイベントを楽しむのも良いことではありますが、建物には自分だけが暮らしているのではありません。
特に夜遅くに大きな音を出してしまうと周辺住民からの苦情につながりやすくなるため避けるようにしましょう。
備品の追加
マンスリーマンションに複数名で過ごす時には、必要な備品が不足していないかを確認するようにしましょう。
生活に必要となる家具家電が備え付けられているのがマンスリーマンションの良いところではありますが、それ以外に使用する物については、基本的には個人で準備する必要があります。
消耗品や生活用品に関しては個人の好みが大きいため、複数名が使用する時には勝手に準備してしまうと揉める可能性もあります。
入居が決定した時には、早めに同居者と相談しておく方が良いでしょう。
物件や備品によっては、購入までに時間がかかる物もあります。
どのような物が必要になるかを事前にリストアップしておくと良いでしょう。
寝具
マンスリーマンションにある寝具は基本的には1人分です。
複数名の入居が決定している時には、入居当日に寝具を準備するのが難しいこともあります。
ご自身で寝具を購入するのも良いですが、物件によっては日割りで寝具をレンタルできる可能性もあります。
ただし、滞在が長くなるほど寝具をレンタルするよりも購入した方が安い場合もあるため、滞在予定日数を参考にして、寝具の準備をすると良いでしょう。
料金確認（光熱費、入居費用など）
複数名の入居予定がある時には、光熱費や入居費用などの必要な料金について必ず確認するようにしましょう。
たとえ数日間の滞在であっても、日数や人数ごとに費用が大きく変動することもあります。
物件によっては、大人だけではなく子供にも費用がかかることもあります。
子供の年齢によって費用が変動する場合もあるので、家族数名で同居をしたい時には、事前に調べるようにしましょう。
突然家族が訪問して宿泊することになってしまったという時でも、無断で宿泊することはできません。
手続きや料金に関して不明な点がある時には、契約書などで契約内容を再確認するか、物件管理会社まで直接相談することをおすすめします。
鍵の取り扱い
物件の鍵については、入居者が１人の場合は問題にはなりませんが、複数名の入居を予定している場合、合鍵の作成については必ず物件管理会社まで相談しましょう。
合鍵の作製には一本ごとに別途費用が必要となることもありますし、禁止されていることもあるでしょう。
もし合鍵の作成ができないような時には、鍵の管理を誰がするかをしっかり決めておきましょう。
それでも入居時に渡した鍵を紛失してしまった時は、弁償や鍵の交換などの高額な費用が請求される可能性があります。
トラブルを避けるためにも、鍵の取り扱いは責任を持ちましょう。
まとめ
マンスリーマンションには、基本的に2人以上の入居も可能です。
しかし、複数名がマンスリーマンションに滞在する時には、物件によっては詳細な契約内容が決められていることがあるため単身者以上に注意が必要です。
同居予定者が子供の場合であっても、入居に必要な手続きや費用が発生する可能性があります。
家族が来訪する予定がある方は、念のために入居前に詳細を確認しておくと安心です。
長期滞在はもちろん、例え数日間だけの滞在であっても許可なく入居してしまっては契約違反になり、最悪の場合は退去や契約違反による賠償などが発生する可能性があります。
複数名が入居する予定ができた時には、必ず物件管理会社まで連絡するようにしましょう。