マンスリーマンションの料金相場・システムをしっかり把握しましょう！

マンスリーマンションを初めて利用する時に気になるのが、料金相場です。

通常の賃貸やビジネスホテルなどの宿泊施設とは異なる利用方法のため、そのシステムを事前に把握しておくことがトラブルなく快適に過ごすためには重要です。

今回はマンスリーマンションの気になる料金相場やシステムについてご紹介します。

初めて利用するという方や、将来的に利用を考えているという方はぜひ事前にチェックしておきましょう。

敷金・礼金・手数料はどうなっている？一般賃貸とは違うシステムについて

一般的に新生活を開始する時に気になるのが敷金・礼金・手数料といった初期費用です。

通常の賃貸契約では敷金として家賃の1～2ヶ月程度、礼金に家賃の1ヶ月程度が必要になります。

不動産会社などに仲介手数料を支払うこともあるでしょう。

さらには上記の初期費用に加えて家具・家電といった生活必需品も揃える必要があります。

新社会人であればまだ手元にあるお金は少ないでしょう。

そんな時に初期費用で50万円近くの準備金が必要になるということも珍しいことではありません。

しかし、なるべく初期費用は安くしたいものです。

マンスリーマンションの魅力といえば、上記のような初期費用や準備金がすべて不要という点です。

高額になりやすい敷金・礼金は基本的にはほとんどの物件で不要です。

さらにはもともとほとんどの家具・家電が備え付けられているので、すぐに新生活を始めることができます。

コスパの良い新生活を始めたい方や、すぐに入居したい方には特におすすめです。

電気・ガス・水道などの光熱費の支払い方法は、管理会社によって異なるため事前に確認するべき項目の一つです。

某社の場合を例に説明しますと、一定の料金として契約した日数ごとに支払料金を決定しています。

物件ごとに料金は異なりますが、おおよそ650円～800円程度が1日の光熱費になるでしょう。

これは1名当たりの料金となっていますので、2名以上で入居する場合は1名ごとに追加料金が必要になります。

（※子供の場合は年齢によって追加料金の発生や料金が変化することもあります。）

定額制という言葉でよく勘違いされやすいのですが、「光熱費は定額料金でも使いたい放題という意味ではない」ことに注意してください。

通常の利用では問題とならないことが多いのですが、「一日中電気をつけっぱなしにしていた」「外出時に水道が流れっぱなしだった」などの過度な利用については、別途料金を請求されてしまうこともあります。

外出時における電気の消し忘れ等については今一度意識する方が良いでしょう。

一般的にビジネスホテルや旅館に宿泊する時には利用時期によって料金が変動することがほとんどです。

特に年末年始やゴールデンウィーク、お花見や花火大会などの各種イベント時には宿泊費用が高騰しやすい傾向にあります。

1人だけで宿泊する場合はさらに料金が加算されることもあり、出張などで日常的に宿泊が必要な時には使いにくい印象を受けるかもしれません。

しかし、マンスリーマンションの場合はこのような価格変動はありません。

価格設定は各種の物件と利用日数によって固定されているからです。

具体的な価格設定としては管理会社によって異なります。

某社の例を見てみると契約日数によっても異なるのですが、基本料金として「（賃料＋光熱費）×契約日数＋清掃費」を必要な合計金額としています。

その他、一般的な賃貸物件に発生するような敷金、礼金、仲介手数料、火災保険などが無料である物件がほとんどでしょう。

また、保証人・連帯保証人の準備も不要なため入居をしたいと考えた時に簡単な手続きですぐに生活をスタートすることができます。

（※入居者自身の身分証明書の提示はほとんどの物件で必要です。）

インターネット回線の利用料金については、無料または一部追加料金を支払えば利用が行えます。

無線もしくは有線の環境が設置されているため、入居後は特別な手続きは不要ですぐに利用することができます。

入居する人数によっては、上記以外にも追加料金が発生する場合があります。

2名以上の場合は1名増えるごとに水道光熱費と同額の追加料金が必要です。

（※また子供が入居する場合には年齢によって追加料金が異なる場合があります。）

具体的な料金について知りたいという方は、物件を取り扱っている管理会社まで必ず確認するようにしましょう。

お得な法人契約割引や各種キャンペーンなども管理会社によって定期的にあることが多いので、申し込み時期によってはさらにお得にマンスリーマンションを利用することができます。

マンスリーマンションは基本的には入居が長期になればなるほど安く利用することができますので、出張、単身赴任、受験のための一時利用、長期の観光、家族の介護など自身の都合に合わせて気軽にマンスリーマンションを利用してみてはいかがでしょうか。