【必見】マンスリーマンションの相場事情「岐阜編」
南部が美濃地方、北部が飛騨地方と大きく2つのエリアに分類できる岐阜県。
岐阜県は日本のほとんど真ん中に位置するといわれている自然豊かな地域です。
南部である美濃地方は、長良川をはじめとする3本の大きな川が流れている水の豊かなエリアです。
盆地地形といわれる東側の夏は暑くなり、冬は非常に寒くなります。
このエリアに位置する多治見市は、日本一暑い町といわれているくらいです。
北部の飛騨地方は、豪雪地として知られています。
飛騨地方の中心地である高山市は、駅から徒歩圏内に古い町並みが広がっている人気の観光地です。
山間部に行くと、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている合掌造りの古民家があります。
そんな岐阜県の中心が県庁所在地である岐阜市で、岐阜市の玄関口となっているのがJR岐阜駅です。
名古屋から電車で約20分、東京からだと新幹線を利用して約2時間で到着します。
岐阜駅周辺には高層ビルが建ち並んでいるのですが、昭和の面影を残した活気溢れる商店街もあります。
また岐阜市には喫茶店をはじめとする飲食店や公園、神社が多いのが特徴です。
自然豊かで住環境の良さも目立ちますし、都市と自然が程よく融合した地域といって良いでしょう。
そのため、国内外から岐阜市に移住している方が多いようです。
岐阜県の都市は岐阜県だけではありません。
岐阜県を支えているのが「岐阜市」「羽鳥市」「各務原市」の3市です。
ここでは3市を中心にマンスリーマンションの相場事情を紹介していきたいと思います。
岐阜市のマンスリーマンションの相場事情
岐阜県の南部に位置する岐阜市は、岐阜県の県庁所在地として知られています。
美濃地方に位置しており、市の北部が山林地帯、南部が市街地となっています。
数多くの河川が流れており、その中でも長良川は日本三大清流のひとつとして知られています。
岐阜市の玄関口である岐阜駅は名古屋から電車で約20分と利便性が良いため、連日多くの方が利用する駅です。
岐阜駅周辺には高層ビルが建ち並んでいるのですが、その中にはビジネスホテルやマンスリーマンション、ウィークリーマンションも多々あります。
岐阜市のマンスリーマンションを利用しているのは、ビジネスマンだけでなく、観光客、移住者、外国人などさまざまです。
JR岐阜駅と名鉄岐阜駅を結ぶ通り、JR岐阜駅北口前より北方向にはオフィスビルや各種商業施設が並んでいます。
また、長住町通り・名鉄岐阜駅前交差点より東方向にもオフィスビルや各種商業施設が並んでおり、出張に行くビジネスマンも多いのではないでしょうか。
岐阜市には観光会社や建設会社、運送会社、食品会社、制約会社などさまざまな企業があります。
出張や単身赴任により岐阜駅周辺のマンスリーマンションを利用しているビジネスマンは後を絶ちません。
また、岐阜市は環境が良いことから移住希望者が一時的な住まいとして、マンスリーマンションに入居していることもあります。
岐阜市の駅周辺の一般賃貸物件の家賃相場は1Rで5.8～5.9万円、1LDKで8～8.2万円、2LDKで10～11万円程度となっています。
では駅周辺のマンスリーマンションの相場はどうでしょうか。
1Kの部屋が多く、1ヶ月で10万円～11万円、1DKで13万円程度です。
駅まで徒歩圏内の物件は利便性が良いため人気です。
また、岐阜駅周辺は商業施設や商店街があるので生活に便利な点が挙げられます。
羽島市のマンスリーマンションの相場事情
岐阜市の真南に位置する羽島市は、市域のほとんどが砂地であることが特徴です。
西に長良川、東に木曽川という大きな川に挟まれている水に恵まれた地域です。
羽島市にはショッピングモールをはじめとした商業施設があるとともに、ベッドタウンとして住居を構える人が多いのが特徴です。
岐阜県では唯一JR東海新幹線の岐阜羽島駅もあり、出張や旅行などにも便利です。
また、岐阜羽島駅のすぐ隣に名古屋鉄道の新羽島駅があり、岐阜市や名古屋方面など近隣に電車で行けるのも便利なポイントです。
市内には羽島インターチェンジもあるので、車での移動もスムーズです。
岐阜羽島駅や新羽島駅周辺には飲食店や大型スーパーなどたくさんあるので、生活に不便はありません。
駅周辺にはホテルやマンスリーマンションもあります。
そんな羽島市の駅周辺の一般賃貸物件の家賃相場は1Rで3.5～4万円、1LDKで5～6万円、2LDKで6～8万円程度です。
では駅周辺のマンスリーマンションの相場はどうでしょうか。
1Rで8万円～11万円程度が相場です。
新幹線の駅である岐阜羽島駅まで徒歩5分程度の物件も多く、人気となっています。
各務原市のマンスリーマンションの相場事情
羽島市の真南に位置する各務原市は、北部から東部にかけて「各務原アルプス」と呼ばれるチャート層の山並みがあり、標高350メートルほどの丘陵地隊が続いています。
各務原市では主に工業の発展が目立っています。
関連航空機部品企業群や、輸送用車輌機器を製造する自動車関連工場、また金属加工企業が集まる金属団地などがあり、工業出荷高は岐阜県内で第2位を誇っています。
各務原市にはJR東海の高山本線の他、名古屋鉄道の各務原線と犬山線が通っており、名古屋市へのアクセスが便利です。
駅周辺には商業ビルや商店街、ビジネスホテルやマンスリーマンションが建っています。
各務原市のマンスリーマンションの利用者のほとんどがビジネスマンです。
工業エリアであることから、出張や単身赴任で各務原市に滞在するビジネスマンはたくさんいます。
各務原市の一般賃貸物件の家賃相場は1Rで3.4～3.6万円、1LDKで5.9～6万円程度、2LDKで6～6.5万円程度となっています。
では駅周辺のマンスリーマンションの相場はどうでしょうか。
1Kで6.6万円～8万円程度が相場となっています。
ただ、岐阜市や羽島市に比べるとマンスリーマンションの数は少なくなります。
こうして順番に見てみると、やはり県庁所在地である岐阜市にマンスリーマンションは集中しているようです。
もちろん岐阜県のさまざまなエリアにマンスリーマンションはありますので、希望するエリアで探してみると良いでしょう。