【必見】マンスリーマンションの相場事情「北海道編」
北海道といえば、都道府県別の面積ランキングでも第一位の、日本の最北部に位置する大きな島です。
夏は意外に暑く、冬は凍えるほど寒いという厳しい気候の土地ですが、作物は良く育ち、北海道が生み出す農作物は大人気です。
じゃがいもや小麦など、日本一の生産量を誇るものがたくさんあります。
また、観光業も盛んなため、壮大な自然を堪能したり、北海道ならではのグルメを楽しんだりするツアーも開催され、国内外からの観光客は非常に多く訪れます。
冬季の寒い時期は、都心部を中心に暖房対策も行われており、慣れれば不自由を感じることが少ないのも嬉しいところです。
そんな北海道をじっくりと楽しむために観光や、ビジネス目的で数か月以上の滞在を考えている方もいらっしゃるでしょう。
長期滞在にはマンスリーマンションがおすすめです。
ですが、日本の面積の約2割を占めるといわれている広大な北海道ですから、どの辺りに滞在するか悩んでしまうかと思います。
そこで今回は、北海道のマンスリーマンションの相場事情や、長期滞在にマッチする、コストパフォーマンスが高いマンスリーマンションの探し方などのお話を紹介させていただきます。
北海道は特に観光シーズンなど、時期によってはホテルや旅館の宿泊料が高騰するため、マンスリーマンションがよりお得に感じられることもあります。
滞在の方法の一つとして、参考になれば幸いです。
北海道におけるマンスリーマンションの相場とは
最初に、全体的な北海道の相場を見ていきましょう。
北海道のマンスリーマンションの賃料は、1ヶ月辺り7万円程度が相場です。
マンスリーマンションは主に札幌市に集中しているので、この相場はそのまま札幌市内の相場とも見ることができます。
北海道の中心である札幌市内で、本州と比べるとリーズナブルな価格設定となっていることに、ホッとする方もいらっしゃることでしょう。
ただ、札幌市内でも滞在する場所や条件によっては、これに限らず大幅に予算を上回ってしまうこともあるかと思います。
札幌市内でのマンスリーマンションの相場事情や、札幌市外でのマンスリーマンションの相場事情なども詳しく見てみましょう。
札幌市内でのマンスリーマンションの相場事情
札幌市は200万人近い人口を抱える大都市でもあります。
JRだけでなく、市営地下鉄路線の東西線・南北線・東豊線が運航しており、新千歳をはじめとした10の空港もあり、北海道内の移動が大変便利に行えます。
高速道路もあり、本州のように渋滞することは少なく、車での移動もとても便利です。
ですが、札幌から釧路への距離は300km近くあり、想像以上に時間がかかってしまいます。
また、北海道は本州と違い冬季はほぼ氷点下です。
凍結した路面(アイスバーン)や雪道の運転になってしまうことも多いため、そういった面も含め、滞在場所を決めてほしいと思います。
札幌市内の中央区や北区のマンスリーマンションとは
札幌市内の中でも、「中央区」や「北区」は特にハイグレードなマンスリーマンションが多く、1Kや1Rでも10万円を超えるような物件もあります。
ファミリー向けのような広めの物件ですと、15万円と相場の倍以上の賃料になることもあります。
主要駅の札幌駅も北区にあり、移動には非常に便利です。
デザイナーズマンションへの憧れを持つ方や部屋へのこだわりが強い方、また新築の綺麗な物件を選びたい方にはうってつけのエリアといえるでしょう。
札幌市内の中央区や北区以外のマンスリーマンションとは
こだわりなどは特になく、賃料をできるだけ安く抑えられるならどこでもいい!という方もいらっしゃるでしょう。
札幌市内では、1Kや1Rですと、相場の半分にも値する賃料3万円以下というお驚きの賃料のマンスリーマンションも存在します。
一日当たりなんと1千円以下ですので、大変お得です。
中央区や北区を外れると、そのような物件が増えてきます。
ファミリー向けのような広めの物件でも、4万円程度の賃料の物件もあり、本州と比べとても安くマンスリーマンションを契約することができるでしょう。
札幌市外のマンスリーマンションの相場事情
札幌市外のマンスリーマンションはそれほど多くはありませんが、ビジネスでの転勤や研修など、条件によっては札幌市に滞在するより市外の方が良いパターンもあります。
札幌市内の次にマンスリーマンションが多いのは、「千歳市」となっており、単身者向けの1K、1Rの物件が多くなっています。
賃料は札幌市内のリーズナブルな物件よりは少し割高で、北海道の相場より1万円程度安い6万円前後が多いです。
ただ、千歳市を含む他の市町村も物件が少ないため、選ぶ余地はあまりないといえるでしょう。
北海道で安いマンスリーマンションを探そう
北海道でマンスリーマンションを探す中で、滞在する場所は決まっているけれど、もう少し賃料を抑えたいと思うこともあるかと思います。
そこで数ある物件の中でも、なるべくリーズナブルな物件を探す方法をご紹介したいと思います。
設備や備品を確認する
マンスリーマンションが人気なのは、生活に必要な家具や家電が備え付けられていることが理由として挙げられます。
しかし、運営会社によって必要な家具や家電の基準が違うので、他のマンスリーマンションにはあったものも、別のマンスリーマンションには用意されていないことがあります。
そこで、設備や備品を確認してみましょう。
同じエリア、同じ価格帯のマンスリーマンションでも、設備や備品が充実しているのといないのとでは、引っ越し費用や生活用品を揃える際の費用に差が出ます。
同じような条件のマンスリーマンションがあれば、なるべく設備や備品が整った物件を選ぶと、結果的に費用の節約になるはずです。
まとめ
北海道にあるマンスリーマンションは比較的リーズナブルな物件が多く、条件を欲張りさえしなければ、賃料を大幅に抑えることも可能なことが分かりました。
その中でも特に割安な物件を探したい時は、上記のようなことも含めて探してみるといいでしょう。
賃料だけにとらわれず、様々な面も考慮しながら、素敵な北海道ライフを楽しんでください。