【安心】マンスリーマンションの治安問題「京都編」
日本を代表する観光都市・京都府京都市。
日本の歴史を体感できるとあって、国内だけでなく海外からも多数の観光客が訪れ、中には長期間滞在する人も多いようです。
京都市は全国的に見てもマンスリーマンションの数が多く、どこかの区に集中しているというよりも、さまざまなロケーションに点在しています。
中にはホテルライクなマンスリーマンションや変わった設備の部屋もあり、さまざまな欲求を満たしてくれそうです。
ビジネス目的で京都を訪れる人も多いため、駅近くなど利便性の高い場所にもマンスリーマンションがあります。
部屋の雰囲気や設備、駅までのアクセスなどでマンスリーマンションを選ぶのも良いですが、同時にチェックしていただきたいのが治安です。
いくら部屋が気に入ったからといっても、防犯面で不安のある地域のマンスリーマンションでは落ち着いた生活ができないかもしれません。
今回は京都市の中でもマンスリーマンションが多いエリアの治安についてお話していきますので、ぜひ参考にしてください。
四条・河原町もある中心エリア!京都市下京区の治安は?
京都駅もある下京区は京都市内の中心地です。
駅前には高層ビルが立ち並び、ランドマークの京都タワーお出迎えしてくれます。
京都市内のさまざまなエリアにアクセスできるほど交通網が発達しており、ターミナル的な存在を担っている区です。
また京都市内の中でもいちばんの繁華街である四条・河原町もあり、非常に賑やかなエリアでもあります。
とにかく人の出入りが多い区でもあるとも言えます。
そのため、京都市の平均犯罪率が1.18%に対し、下京区は3.89%です。
なかなか高い数値となっており、京都市の中でも1位になっています。
ただし、夜中に一人薄暗い繁華街を歩くといったことがない限り、際立って治安の悪さを実感することはないでしょう。
念のためにセキュリティの高いマンスリーマンションを選べば安心して暮らすことができそうです。
一つ注意をしたいのが、京都市の中でもいちばんの祭・祇園祭が行われる区でもあることです。
祇園祭の期間中にはどうしても人が多くなるだけでなく、マンスリーマンションの需要も高くなる傾向があります。
そのため、治安が良いマンスリーマンションを選びたいなら、早めに部屋を押さえるなどの対処が必要になります。
市内屈指の繁華街がある京都市中京区の治安は?
中京区は下京区に次いで二番目に賑やかな区です。
とくに四条通、三条通、川端通、烏丸通に囲まれたエリアは観光客だけでなく地元の人も集う繁華街で、いつでも多くの人で賑わっています。
北側は京都の中でも珍しい明治以降のおしゃれでモダンな建物が多いエリアで、二条城のある西側は閑静な住宅街が広がっているエリアとなっています。
住む場所によって雰囲気が大きく変わるので中京区の名前だけでなく、実際にマンスリーマンションが建っているエリアの雰囲気をチェックしておくと良いでしょう。
そんな中京区の犯罪率は3.18%(京都市平均犯罪率は1.18%)と高めです。
京都市の中では4位になっています。
清水寺や祇園のある京都市東山区の治安は?
東山区は、京都の中でもとくに人気の高い清水寺や祇園がある区です。
京都市の東側、滋賀県との境にあります。
歴史的な建造物と景観を守るために厳しい建築基準が設けられていることもあり、マンスリーマンションの数そのものは多いとは言えません。
しかし、古都の魅力を存分に感じられるとあり、非常に人気の高いエリアなのです。
電車は京都市営地下鉄東西線、京阪本線、JR奈良線の3線が走っています。
市営バスも多数走っているものの、時間帯と行き先によっては観光客が多く、移動に苦労するかもしれません。
そんな東山区の犯罪率は3.4%(京都市平均犯罪率は1.18%)と高くなっています。
京都市の中では3位です。
市のど真ん中!京都市上京区の治安は?
京都御所のある上京区は、古くから京都市内の中心地として栄えてきました。
大きな神社やお寺などの歴史的な建造物が多く、静かな住環境が魅力です。
学問の神様として知られる北野天満宮など、見どころもたくさんあります。
緑も豊かで、ファミリーでも安心して暮らせる、ゆったりとした時間が流れるエリアと言えるでしょう。
電車は京都市営地下鉄烏丸線の1本だけですが、区の境界にあるJR山陰本線などを利用すればさほど不便さは感じません。
そんな上京区の犯罪率は1.72%(京都市平均犯罪率は1.18%)です。
京都市の平均犯罪率よりは高くなっていますが、人が集う地域としては突出して高いわけではなさそうです。
どこに行くにも好アクセスな京都市南区の治安は?
南区は、下京区や京都駅の南側にあるエリアです。
電車はJR東海道本線、近鉄京都線、京都市営地下鉄烏丸線が走っており、そのほかに市営バスも充実しています。
さらに高速道路や市内を走る幹線道路も通っており、京都市内でも屈指の好アクセスを誇る区でもあるでしょう。
大型ショッピングモールが区内に3つもあり、買い物も便利です。
そんな南区の犯罪率は2.54%(京都市平均犯罪率は1.18%)と高めです。
京都市の中では5位になっています。
まとめ
京都市の中でもマンスリーマンションが多いエリアの治安についてお話しました。
治安の良い悪いはありますが、基本的に観光客も多い京都市は際立って治安が悪い地域というものも存在しません。
ただし繁華街に近ければ騒がしくなりますし、深夜営業をしている飲食店が並ぶエリアでは人の流れが気になることもあるでしょう。
どのエリアに住むにしても、マンスリーマンションを選ぶときはセキュリティにもこだわりたいところです。
なぜかというと、マンスリーマンションは通常の賃貸物件とは異なり、建物内に出入りする人が変わりやすくなります。
出入りも多くなるため、「男性だからセキュリティは最小限で」などと考えず、オートロックを採用しているマンスリーマンションを選ぶなど、こだわってみた方が安心して生活することができるでしょう。
また、治安が良いとされているエリアであっても、物件によって周囲の環境は異なります。
このマンスリーマンションが良いかなと目星をつけたのならば、一度管理会社に周辺環境について問い合わせをしてみましょう。