【必見】マンスリーマンションの相場事情「沖縄編」
日本の最南端にあるのが沖縄県です。
美しい海に温暖な気候、そして南国情緒あふれる街並みと文化に触れられるため、日本や海外から人が集まる観光地として知られています。
他地域から多くの人が集う沖縄県だからこそ、企業の支社があったり、チェーン店の新規オープンがあったりと、ビジネスのために訪れる人も多いでしょう。
しかし、沖縄県は観光地でもあることから、ホテルなどがリゾート仕様になっている場所が多くあります。
そうなると自然に宿泊費は高くなりがちです。
また、観光シーズンに入るとホテルの宿泊予約が取りづらくなるだけでなく、さらにホテルの宿泊料金が上がる傾向があります。
そんなときに頼もしい存在なのがマンスリーマンションです。
マンスリーマンションならばホテルの宿泊費よりも費用を抑えられるだけでなく、年間を通して賃料が大きく変動することはありません。
やはり観光シーズンに入ると予約は取りづらくなるものの、一般的な観光ホテルよりも宿泊先を確保しやすいのもうれしいポイントです。
今回はそんな沖縄県でマンスリーマンションの利用を考えている方は必見の内容となっています。
沖縄県内でもマンスリーマンションの数が多いエリア＝需要が高く人気のある地域の家賃相場をお話していきましょう。
今回ご紹介する家賃の相場は1Rから1Kや1DKといった単身者向けのマンスリーマンションです。
沖縄県全体のマンスリーマンションの相場は月6～7万円程度です。
ファミリー向けマンスリーマンションの場合はご紹介した相場に＋2～5万円程度と想定してください。
沖縄の中心地で繁華街！
沖縄県那覇市の相場は7.5万円から13万円程度
那覇市は沖縄県の県庁所在地で、観光だけでなくビジネスの中心地でもあります。
沖縄県内のマンスリーマンションの半数が那覇市にあり、数多くの部屋が存在しています。
那覇市は観光客が多いだけに交通の便も発達しており、バスやモノレールでの移動も可能です。
大規模な商業施設や夜遅くまで営業している飲食店も多く、沖縄県のリゾート地に来たというよりも、ほぼ本土と変わらない生活を送れるところが魅力です。
ただし繁華街のエリアに住んでしまうと、やはり騒音や人の動きが気になることもあります。
首里地区や安里地区は繁華街にも近いですが、住宅街で住みやすいため、利便性と安全性どちらも求める方におすすめのエリアとなっています。
そんな那覇市の相場は月7.5万円から13万円程度と、沖縄県の相場からすると高めです。
しかし、繁華街から離れるほどに家賃はリーズナブルになっていきますから、できるだけ家賃を抑えたい方は条件を下げるなどして調整してみましょう。
ファミリーにおすすめしたい
沖縄県沖縄市の相場は6万円から9万円程度
沖縄本島の中ほどに位置する沖縄市は、県庁所在地である那覇市のベッドタウンとして人気のあるエリアです。
毎年恒例の「沖縄国際映画祭」が行われているのも沖縄市です。
沖縄市は鉄道がないため、移動は車が中心になるでしょう。
しかし、バスも走っており、レンタカーなどの利用も気軽にできるので、候補に入れても良いかもしれません。
また、沖縄市内には大きな公園がいくつもあり、動物園や植物園、気軽に運動が楽しめる公共施設などファミリー向けの施設がたくさんあります。
そのため、ファミリー向けマンスリーマンションの数も多くなっています。
家族での住まいをお考えであれば、子育てに優しい沖縄市内がおすすめです。
そんな沖縄市の相場は月6万円から9万円程度と、沖縄県全体の相場とほぼ同じです。
ただし那覇市内の同じ価格のマンスリーマンションよりも部屋が広かったり、設備が充実していたりする傾向があります。
歴史あふれる街並みの沖縄県浦添市の相場は
6.5万円から8万円程度
沖縄には独自の歴史と文化がありますが、その情緒を存分に感じられるのが浦添市です。
浦添市は琉球王朝発祥の地であり、浦添城を中心に発展していきました。
そのため、市内のさまざまな場所に歴史を感じさせる建物や遺跡があります。
そんな史跡に囲まれたエリアのためか、静かな住宅地といった雰囲気であり、のんびりと生活できるでしょう。
そんな浦添市の相場は月6.5万円から8万円程度ですので、比較的リーズナブルと言えそうです。
また、浦添市は複数の国道が走っているため、沖縄県内の多方面にアクセスが可能というメリットがあります。
レンタカーなどを活用すれば、観光やビジネスだけでなく余暇も大いに楽しめるでしょう。
単身者が多い沖縄県宜野湾市の相場は5万円から8万円程度
沖縄県の南部に位置する宜野湾市は、那覇市に隣接したエリアです。
市内を国道が走っており、車があれば楽に多方面への移動ができるでしょう。
また、観光客に人気の宜野湾トロピカルビーチや北谷町エリアもあり、人の出入りが多い活気のある地域です。
市内に沖縄国際大学、隣接している地域に琉球大学もあることから、学生が多い市でもあります。
そのため若者や単身者向けの飲食店や、使い勝手の良いスーパーや大型ショッピングモールもあり、住みやすさは抜群です。
そんな宜野湾市のマンスリーマンションの相場は月5万円から8万円程度と、沖縄県の相場よりも低くなっているため、価格を最も重視される方には適してるといえるでしょう。
まとめ
沖縄県内でもマンスリーマンションの多い人気のエリアとその相場をお話していきました。
沖縄県は全国的に見てもマンスリーマンションの相場は月6～7万円程度と高い方ではありませんが、さらに費用を抑えたいのであれば郊外に目をむけてみましょう。
繁華街を離れれば月4～5万円程度とさらに費用を抑えられます。
バスの便が良いところを選んだり、レンタカーなどをうまく利用したりすれば、家賃を抑えるだけでなく沖縄の暮らしを十分に満喫できるかもしれません。
郊外のマンスリーマンションは家賃に駐車場代が含まれていたり、別になっていても数千円程度で借りられたりとリーズナブルです。
マンスリーマンションの選定と同時に、現地での車の手配も同時に進めてみると、入居してからよりスムーズに生活できそうです。