【安心】マンスリーマンションの治安問題「沖縄編」
旅行で訪問するイメージの強い沖縄県ですが、サービス業を中心にビジネスで訪れる機会もあるでしょう。
沖縄県の県庁所在地である那覇市を中心に、県内にはホテルや民宿などの宿泊施設が多数あり、その中にはマンスリーマンションも含まれています。
沖縄県は観光業が非常に発達しているエリアのため、ハイシーズンはホテル代だけで相当の経費がかかるケースがあるのです。
しかし、マンスリーマンションであれば、ホテルのようにシーズンに左右されにくく、リーズナブルな価格で滞在できるでしょう。
また、滞在が長くなればなるほど1泊あたりの料金が割引になるので、中長期の滞在の場合は、滞在費に大きな差が生じることも珍しくありません。
沖縄県に滞在する際は、ぜひマンスリーマンションを検討していただきたいところです。
そんなマンスリーマンションですが、一時的な滞在とはいえ、できれば安心して暮らしたいものです。
今回は沖縄県の中でも、特にマンスリーマンションの多い人気エリアの治安について、お話していきましょう。
沖縄県は全国的に見ても治安の良いエリア
まずは沖縄県全体の治安についてですが、県全体の平均犯罪率は0.73%。
全国平均犯罪率が0.9%ですから、沖縄は治安が良い方と言えるでしょう。
全体的に突出して治安の悪いエリアはないものの、平均犯罪率は少々異なります。
次に、人気エリアの治安をご紹介します。
沖縄県の県庁所在地!沖縄県那覇市の治安は?
沖縄県の県庁所在地であり、商業の中心でもある那覇市内には、多くのマンスリーマンションがあります。
ビジネスパーソンや観光客が非常に多く、交通の便も発達しているため、車がなくても日常的な移動に困ることはないでしょう。
全国規模のチェーン店や大型商業施設もあり、本土とほとんど変わらない暮らしを送ることができます。
ただし、人が集まる地域だからこそ、治安の面ではやや心配な点もあります。
沖縄県の平均犯罪率が0.73%に対し、那覇市は1.42%と高めで、県内では2位になっています。
繁華街を中心にややトラブルが起こりやすい環境になっているため、できれば住宅地のような落ち着いた雰囲気のエリアを検討すると良さそうです。
具体的には、首里地区や安里地区が住宅密集地です。
そうとはいっても、ほかの県庁所在地と比較すると決して高い数値ではないので、日常的に治安の悪さを感じるようなことはないでしょう。
那覇市のベッドタウンとして人気が高い沖縄県沖縄市の治安は?
沖縄本土の中心に位置し、那覇市のベッドタウンとして栄えているのが沖縄市です。
那覇市よりもマンスリーマンションの価格が安く静かな環境であるため、単身者だけでなく、ファミリー層からの人気が高いエリアになっています。
沖縄県の平均犯罪率が0.73%に対し、沖縄市は1.17%。沖縄県内では4位になっています。
ほかの市町村を見てみると、3位の石垣市は1.37%とやや高いものの、5位以下からは大きな差はありません。
実際に5位の宮古島市は1.15%、6位の中頭群西原町は1.13%となっており、沖縄市内に住んでいても、特別に治安の悪さを感じるエリアはなさそうです。
独自の文化を堪能できる沖縄県浦添市の治安は?
琉球王朝発祥の地である浦添市は、市内の至るところに歴史を感じる建物や史跡があります。
沖縄県の文化も色濃く残っている地域で、観光向けというよりも、地元の人々が暮らしている居住エリアだと言った方が相応しいでしょう。
住宅が多く夜は静かな環境なので、沖縄県での滞在時間をゆったりと過ごしたい方にお勧めしたいエリアです。
交通の便に関しては車社会になっており、できれば移動手段を持っていた方が、利便性の高い暮らしができるかもしれません。
気になる犯罪率ですが、沖縄県の平均犯罪率が0.73%に対して、浦添市は1.00%。県内では10位になっています。
平均よりは高めではありますが、人が多く住んでいるエリアとしては、問題のない数値と言えそうです。
単身者におすすめしたい沖縄県宜野湾市の治安は?
沖縄県の南部にある宜野湾市は、那覇市と隣接している地域です。
そのため、那覇市に通う人も多く、マンスリーマンションの需要も高くなっています。
宜野湾トロピカルビーチや北谷町エリアといった、観光客に人気のスポットや、大学など教育施設がある市のため、リーズナブルで使い勝手の良い飲食店が多くなっています。
深夜営業の店や大型ショッピングモールもあり、単身者にはうれしいサービスが整っているでしょう。
宜野湾市の犯罪率は、1.00%(沖縄県の平均犯罪率が0.73%)。先ほどお話した浦添市と同じ数値で、県内では10位になっています。
人が集う賑やかなエリアとしては治安が良いと言えそうですが、夜になるとアルコールを出す店が集まる地域などは、避けた方が安心でしょう。
まとめ
沖縄県は全国的に見ても犯罪率が低く、安心した暮らしが実現できそうです。
今回マンスリーマンションの数は少なかったために紹介からは漏れてしまいましたが、沖縄県内で最も平均犯罪率が高いのは中頭群北谷町となっており、1.62%です。
ほかの県の1位と比較すると極めて低く、やはり全体的に治安の良い県と言えるでしょう。
しかし、やはり夜に賑わいを見せる繁華街の周辺のように、人が集う場所では犯罪率が高まる傾向があるのは否めません。
繁華街のエリアを避け、住宅のある地域で検討した方が安心して暮らせそうです。
また、マンスリーマンションを選ぶにあたって注意していただきたいのが、セキュリティに関して。
一般的な傾向として、男性はセキュリティを重視しない傾向があります。
しかし、マンスリーマンションの場合は、一般的な賃貸物件よりも人の出入りが多い建物です。
そのため、治安の良いエリアにあるといった安心感だけでなく、セキュリティのしっかりしたマンスリーマンションを契約した方が、より落ち着いた暮らしを送れるでしょう。
ピッキングや、鍵の複製がされにくいディンプルキーを採用している物件、管理人が常駐するタイプのマンションなど、価格や設備だけでなくセキュリティの面も忘れずにチェックしてください。