沖縄でマンスリーマンション選び。知りたい利便性の高いエリアとは?
日本の最南端にある沖縄県は、一年を通して観光客が多い地域です。
国内でもトップクラスの人気を誇るリゾート地といった印象が強いエリアではあるものの、ビジネスを目的に訪れる人も多いです。
全国的に活躍する会社の支社があったり、観光客も利用する本土のチェーン店が展開していたりするため、出張や研修、営業などのために多くの人が訪れます。
そのためマンスリーマンションのような施設も需要が高いですが、初めて沖縄に訪れる場合だと、どのエリアの物件を選んだら便利なのかが分からない、ということも多いでしょう。
今回はそんな沖縄県でも人気が高いエリアの、利便性についてお話していきます。
利便性の高い地域はビジネス向け、郊外には観光向けのマンスリーマンションが多くなる
利便性の高い地域の条件として、「その県の主要駅に近い」「駅から徒歩圏内」「周辺に商業施設がある」といった特徴が挙げられます。
沖縄県でいうのなら、「那覇市」「沖縄市」あたりが利便性の高い地域といえるでしょう。
那覇市はモノレールが走り、沖縄市は周辺に商業施設が多いです。
その利便性から、この周辺にはビジネスマン向けのマンスリーマンションがいくつも建てられています。
間取りも、1R~1Kのように、出張や研修で訪れる単身者が利用しやすいものになっていることがほとんどです。
ただ、中には観光で訪れ、ある程度まとまった期間をのんびりと過ごしたいという人もいるでしょう。
その場合は、那覇市や沖縄市の郊外からマンスリーマンションを探してみましょう。
郊外にあるマンスリーマンションはリゾートとして滞在する人向けのカラーが強く、利便性を意識した立地にはありません。
代わりに目の前にビーチが広がる物件や、広めの間取りのファミリー物件などもあり、中心部にはない魅力を持っています。
ビジネスで訪れた際にはなかなか利用する機会はないかもしれませんが、もし場所にこだわらずできる業務なら、あえてそういったリゾート色の強いマンスリーマンションを利用してみるのもおもしろいかもしれません。
沖縄県は車社会。車での移動のしやすさも考慮して
沖縄県は一部の地域を除いて、車社会になっています。
マンスリーマンションに滞在する場合であっても、その目的や期間によっては、車の手配をした方がストレスなく生活できる可能性が高いです。
もしレンタカーを移動手段として使うのであれば、車移動の利便性もチェックしておきましょう。
車社会に加え、レンタカーで観光をする人の多い沖縄県内は、渋滞がおきやすい地域もあります。
通勤や通学などの移動手段として車を考えているのであれば、利用を考えているルートが渋滞するのかどうかも調べておくと良さそうです。
また、レンタカーを日常的に利用するとなると、気になるのが駐車場です。
沖縄県のマンスリーマンションでは、物件によって駐車場が無料で利用できることもあります。
郊外には2台分のスペースが無料で利用できる物件もあり、那覇市の中心地でない限りは、駐車場に困ることはなさそうです。
車を利用するなら、いっそ那覇市のような利便性の高い地域ではなく、郊外に目を向けた方が良いかもしれません。
沖縄県人気エリア①:那覇市の利便性は?
那覇市は沖縄県の県庁所在地で、県内で最もマンスリーマンションの物件数の多い地域です。
那覇市はビジネスの中心地にもなっており、仕事目的で訪れたビジネスマンの滞在先として選ばれることも多いでしょう。
沖縄県は車がないと移動が厳しい地域もありますが、那覇市はバスにモノレールと交通の便が非常に発達しています。
住む場所によっては車を利用しなくても、さまざまな方面にアクセスできます。
郊外に移動するときだけレンタカーを手配すれば良いため、滞在費用を抑えることもできそうです。
那覇市内は都会的な雰囲気の町並みで、飲食チェーン店や24時間営業のスーパーや娯楽施設などがあります。
日々の買い物も遊びもできる環境のため、日中だけでなく夜も人が絶えることがありません。
マンスリーマンションの立地によっては夜中でも人が騒ぐ声が聞こえるといった環境もあるので、場所選びは慎重に行なってください。
那覇市の中でも首里地区や安里地区は住宅地であるため、そちらの方面を選ぶと、静かな住環境が手に入りそうです。
沖縄県人気エリア②:沖縄市の利便性は?
沖縄県内でも那覇市に次いで、2番目の人口を誇るのが沖縄市です。
とくにファミリー世帯に人気が高く、若い夫婦が多い地域でもあります。
沖縄県最大のショッピングモールや大型スーパーがあり、買い物に困ることはないでしょう。
また、200種の動物がいる公園やアスレチック施設もあり、家族で沖縄県に滞在する予定のある人にはおすすめの地域になっています。
沖縄市は電車が通っていないこともあり、車での移動がメインになるでしょう。
逆に車さえ確保できれば、沖縄県内であってもひどい渋滞が少ない地域でもあるので、快適に過ごせそうです。
また、那覇市よりもマンスリーマンションの家賃が下がるので、生活費を抑えたい人にもおすすめの地域になっています。
沖縄県人気エリア③:浦添市の利便性は?
琉球王朝が発祥したのが浦添市は、那覇市に隣接したエリアです。
市内には琉球王朝の史跡や美術館があり、文化的な施設に力を入れています。
浦添市は観光地としてのカラーが強い沖縄県の中でも、地元の人間が生活しているといった住宅地です。
そのため、スーパーやドラッグストアといった、生活必需品を取り扱う店が多いのも特徴といえるでしょう。
静かでのんびりとした落ち着いた住環境が魅力の浦添市ですが、利便性といった意味では高いとはいえません。
移動手段がそう多くないため、長期間滞在では車がないと不便さを感じるかもしれません。
その場合、レンタカーの手配は必須になりそうです。
ただ、道路は整備されており、浦添市を横断するように58号線やパイプラインといった大きな道路が走っています。
車さえあれば移動は容易で、那覇方面へも簡単にアクセスができるでしょう。
また、車なら約20分で、観覧車が目印のアメリカンビレッジまでアクセスできます。
日本国内とは思えないアメリカの雰囲気と気分を味わえるスポットとして、若者を中心に非常に人気があるので、休日も大いに楽しめるのではないでしょうか。
まとめ
沖縄県内でとくに利便性が高いのは、バスやモノレールのような交通手段が発達した那覇市と、商業施設の多い沖縄市です。
ただ、那覇市のような一部の地域を除き、移動は車がメインになるでしょう。
マンスリーマンションによっては割引価格でレンタカーを利用できることもあるので、契約前に確認しておくと良いかもしれません。