【必見】マンスリーマンションの相場事情「大阪編」
関西の主要都市である大阪は、同じ西日本エリアだけでなく、東京方面から訪れる人も多い地域です。
数日滞在して仕事をして帰るだけといった状況であれば、ホテルを選択する人が多いものの、数週間またはそれ以上の滞在となると、マンスリーマンションを選択するケースも多くなります。
マンスリーマンションならば自炊ができたり、好きな時間に洗濯をしたりと、より自由な時間を満喫できるでしょう。
寝具類はもちろんのこと、キッチン家電や調理器具といったアイテムも一式そろっているので、入居した日からスムーズに過ごせます。
さらにマンスリーマンションは郵送やメールで契約が可能なので、遠方からわざわざ大阪まで足を運ぶ必要もありません。
ホテルのようにいちいちチェックイン時間に振り回されることもなく、まるで自宅に帰るかのような感覚で利用できそうです。
その一方で、大阪はビジネスや観光などの用途で、マンスリーマンションの需要が高いエリアでもあります。
そのため、多くのマンスリーマンションが存在し、土地勘のない場合はどこを選べばいいのかわからずに迷いが生じるかもしれません。
そこで、今回は大阪でもマンスリーマンションの需要が高い人気のエリアと、料金相場(単身利用を想定し、1R~1Kのマンスリーマンションの家賃)をご紹介します。
ちなみに大阪のマンスリーマンションの家賃相場は、月額7万円から10万円程度となっているので、ぜひ比較検討してください。
ビジネス街もある中央区の相場は月額9万円から14万円程度
大阪のマンスリーマンション数では、圧倒的な数を誇る中央区。
「ミナミ」と呼ばれる繁華街もあり、若者を中心に非常ににぎやかなエリアになっています。
活気があるのは非常に良いことなのですが、実際にマンスリーマンションで住むことを考えると、ビジネス街もある「天満橋駅」や「北浜駅」エリアが人気です。
夜は静かで過ごしやすく、とくに天満橋駅には大阪府警察本部があり、治安は良好。
さらに夜間でも気軽に買い物ができるリーズナブルなスーパーもあり、住みやすさも申し分ないでしょう。
「谷町六丁目駅」の駅前はレストランが多く、娯楽施設の多いショッピングエリアにもアクセスしやすいという点が魅力です。
そんな中央区の相場は、月額9万円から14万円程度となっており、大阪の平均相場よりは若干高めに設定されています。
大阪駅もある最高の利便性を持つ北区の相場は月額8万円から12万円程度
東京の新宿駅と同様、駅構内の造りが複雑なことで有名な梅田駅。
そんな梅田駅や大阪駅のある北区は、駅前には百貨店や家電量販店といった大型のショッピングスポットが並び、連日多くの人で賑わっています。
大阪駅があるからこそ、利便性の高さは申し分なし。
大阪エリアで移動が多いのならば、北区を拠点にすれば間違いないでしょう。
北区でおすすめしたい人気の駅は「大江橋」や「渡辺橋」、「南森町」付近。
「大江橋」と「渡辺橋」は、昼間はオフィス街ですが、夜は閑静な住宅街になるといった二面性を持つエリアです。
図書館といった公共施設、そしてゆったりと整備された公園などもあり、余暇の過ごし方も選択肢が広がるでしょう。
「南森町」は、日本で最も長い商店街として知られる天神橋筋商店街があり、庶民的な雰囲気の街並みが広がっています。
お手頃価格のスーパーもあり、ある程度長い期間の滞在を考えているのであれば、ぜひ候補に入れていただきたい地域です。
北区の相場は、月額8万円から12万円程度となっています。
静かなのに利便性抜群の西区の相場は月額8万円から12万円程度
大阪の中でもできれば静かなエリアに滞在したい、かつ交通の便が悪くなるのも避けたい。
そんなわがままを叶えてくれるのが、大阪の西区です。
西区にはホテルや病院が多く、そういった施設を訪れる人が行き交います。
そのため、街灯がないということや、お酒を飲んだ人に絡まれるといったトラブルは少ないでしょう。
街並みも美しく整備されているエリアが多く、過ごしやすいと言えます。
静かでありながらも、交通の便は抜群です。
西区内の駅からは千日前線、阪神なんば線、長堀鶴見緑地線、中央線、四つ橋線を利用できます。
そんな西区でも人気の駅が「肥後橋」や「阿波座」付近。
「肥後橋」はビジネス街になっており、カフェやレストランなど飲食店が並んでいます。
また、梅田やなんばといった繁華街までのアクセスも良好です。
「阿波座」は公園や病院があり、駅前に繁華街がないことから治安の良さがポイント。
さらに梅田やなんばから歩いて帰宅することもできるので、まさに「静かなのに利便性抜群」といった西区の特徴を存分に感じられそうです。
西区の相場は、月額8万円から12万円程度となっています。
淀川区のマンスリーマンションの相場は月額8万円から11万円程度
昼間は会社員が多くみられるものの、夜になると歓楽街に変身するのが淀川区。
リーズナブルな飲食店が多く、活気を感じられる街です。
お酒好きな方や付き合いが多い方におすすめしたい一方で、繁華街に近いほど、しっかりとしたセキュリティのマンスリーマンションを選ぶ必要が生じる場所でもあります。
淀川区でも人気の駅が「加島」や「三国」付近。
「加島」は駅周辺にマンションが多く、繁華街がないことから治安が良いというメリットがあります。
また、暮らしに便利な公共施設や商業施設などがそろっています。
「三国」羽商店街が充実しており、そのほかにもリーズナブルなスーパーもあるので、自炊派にとっては頼もしいと感じるでしょう。
淀川区の相場は、月額8万円から11万円程度となっています。
まとめ
大阪でも特に人気の高いエリアにあるマンスリーマンションの料金相場をご紹介しました。
相場よりも費用を抑えたいという人は、さらに「設備」や「立地」、「築年数」といった点に注目してください。
設備ならばバストイレ別ではなく、いわゆる3点セットと呼ばれるユニットバスを選ぶと良いでしょう。
大阪の場合、近くに気軽に立ち寄れるスーパー銭湯などがあれば、週に何度かリラックスしたいときにはそちらを利用して、費用を抑えるのも良いかもしれません。
基本的に駅から離れれば安くなる傾向にあるので、多少通勤に手間がかかってもいいという人は、駅から離れた立地のマンスリーマンションに滞在すると良いでしょう。
遠くても、マンスリーマンションや地域で管理しているレンタサイクルなどを利用できることもあるので、確認しておいてください。
反対に、駅に近く築年数が新しいほど、相場よりも月額料金は高くなりがちです。
しかし、中には築年数が経過していてもリフォームを行ったことによって新しくなっているだけでなく、最新の設備が備え付けられていることもあるので、そちらもチェックしておきましょう。