【必見】マンスリーマンションの相場事情「佐賀編」
九州地方に位置する佐賀県は小説「がばいばぁちゃん」で一躍脚光を浴びた地域です。
自然豊かな環境に恵まれているのですが、隣の福岡県の都心圏である博多まで特急電車に乗り約40分で到着することから、佐賀に住みながら博多まで通勤・通学をされる方はたくさんいます。
佐賀県の中心部とされているのが「佐賀中心部エリア」である佐賀市、多久志、小城市です。
県庁所在地でもある佐賀市には、九州佐賀国際空港があり、九州の拠点として利便性が高いです。
「東部エリア」とされているのが、鳥栖市、神埼市、吉野ヶ里町などです。
鳥栖市には新幹線新鳥栖駅があることや、高速道路や鉄道がそれぞれ交わる高速交通の結節点にあるため、九州の主要都市へのアクセスが良いことで知られています。
佐賀県は住みやすい街としてさまざまなランキングで上位にランクインされています。
佐賀県で一番の都市、佐賀市であっても高層ビルはありません。
それは佐賀県で開催される熱気球の世界大会でバルーンの障害にならないための配慮なのですが、高層ビルがないことで、空がどこまで続き、住む人々の心にやすやぎを与えています。
住みやすい街として選ばれる理由のひとつかもしれません。
佐賀県では移住支援の取り組みを積極的に行っています。
移住者が空き家を取得した際に、改修費や不要物撤去費用を助成するなど各自治体で助成金の金額に違いはありますが、佐賀県全体で移住者をサポートしています。
ただ、何も知らない土地で最初から完全に引越し・移住するのはかなりの不安が残ることでしょう。
そんな移住者に選ばれているのがマンスリーマンションです。
マンスリーマンションは最初から生活に必要な家具や家電が備わっているため、一時的にそこで生活するのに適しています。
家具や家電など現在住んでいる家から持ってくるとなると大がかりな引越しが必要です。
しかしマンスリーマンションなら、当面の間必要な服や身の回りのものを持ってくるだけで生活することが可能です。
ここでは、佐賀市、鳥栖市、唐津市と佐賀県の3つの都市のマンスリーマンションの相場事情を紹介していきます。
佐賀市のマンスリーマンションの相場事情
佐賀市は佐賀県の県庁所在地であり、佐賀県内で最も人口が多いことでも知られています。
佐賀市街地には歴史的な建造物が多く残されており、さまざまなお祭りや催しが開催されているのはこの佐賀市街地にある中央大通りです。
佐賀市の南部地域は有明海に面しており、海の幸が豊富で、北部は山間部に位置しており、大自然を楽しめます。
そんな佐賀市の玄関口となっているのが佐賀駅です。
佐賀駅は九州旅客鉄道(JR九州)の駅で、長崎本線と唐津線の利用が可能です。
駅から徒歩圏内に繁華街や商店街などがあり、その周辺にホテルやマンスリーマンションが点在しています。
また、佐賀駅から博多駅まで特急列車に乗り約40分で到着しますし、佐賀市内はバス路線が充実しているため、市内の移動がスムーズです。
利便性の良い都市として知られている佐賀市は住みやすい街ランキング上位にランクインしています。
観光客が多いイメージの強い佐賀市ですが、ビジネスマンも良く見かけます。
佐賀市には銀行、製造会社、食品会社、薬品会社などさまざまな企業のオフィスがあります。
そのため、出張や単身赴任で佐賀市を訪れるビジネスマンも多いでしょう。
そんなビジネスマンが利用しているのがマンスリーマンションです。
短期の場合はウィークリーマンション、中長期の場合はマンスリーマンションが選ばれています。
また、住みやすい街としても人気で、マンスリーマンションの利用者には移住希望者もいます。
そんな佐賀市の一般的な賃貸物件の家賃相場は、1K~1DKで4.2万円~4.8万円程、1LDKで6万円~6.5万円程、そして2LDKで6.2万円~7万円程度となっています。
では佐賀市のマンスリーマンションの相場はどうでしょうか。
佐賀駅まで徒歩圏内の1K~1DKで7.6万円~12万円程度となっています。
やはり佐賀駅周辺に物件が多く見られます。
鳥栖市のマンスリーマンションの相場事情
佐賀県において第3位の人口を擁している鳥栖市は、新幹線新鳥栖駅があることで知られています。
平成23年3月、九州新幹線鹿児島ルートが全線開通し、新鳥栖駅が開業しました。
九州新幹線や新大阪直通山陽新幹線が停車します。
また、JR鳥栖駅はJR鹿児島本線と長崎本線の分岐駅となっており、九州各地へのアクセスが便利です。
鳥栖市には九州の重要主要都市を結ぶ通路である鳥栖ジャンクションがあるとともに、買い物スポットである鳥栖プレミアムアウトレットがあります。
プレミアムアウトレットは地元の方々だけでなく、観光客にも人気のショッピングスポットです。
鳥栖市の繁華街は鳥栖駅前です。
規模は大きくありませんが、商店街や飲食店が軒を連ねています。
また、一流企業である久光製薬をはじめ、さまざまな企業もあります。
そんな鳥栖市の駅周辺にはホテルやマンスリーマンションが点在しています。
鳥栖市の一般的な賃貸物件の家賃相場を見てみましょう。
1R~1DKで4万円~4.1万円、1LDKで5万円~5.3万円、そして2LDKで5.6万円~6万円程度となっています。
では鳥栖市のマンスリーマンションの相場はどうでしょうか。
1K~1DKで7.4万円、1LDKで15万円~18万円程度となっています。
唐津市のマンスリーマンションの相場事情
唐津湾に流れる松浦川の両岸に市街地の中心が広がる港町が唐津市です。
川の東側には大型ショッピングセンターがあり生活に便利です。
川の西側には唐津市の玄関口であるJR九州の唐津駅や唐津フェリーターミナルといった交通の中心施設があります。
唐津市が佐賀県の観光都市とも呼ばれているのは、海岸線の美しい景観や海の透明度の高さが観光客に人気のためです。
日本三大松原として有名な「虹の松原」と平行して広がる砂浜は本当に美しいと評判です。
唐津駅周辺は、中小商店街や商業ビルが建ち並んでいる繁華街です。
京町商店街をはじめ、呉服街商店街、中町通り商店街などさまざまな商店街があります。
唐津市にもやはり駅周辺にはビジネスホテルやマンスリーマンションが点在しています。
一般的な賃貸物件の家賃相場は1K~1DKで4万円~4.2万円、1LDKで5万円~5.2万円、2LDKで5.5万円~6万円程度です。
では唐津市のマンスリーマンションの相場はどうでしょうか。
唐津駅まで徒歩圏内の1K~1DKで7万円~7.5万円程度です。
豊かな自然に囲まれながら、九州の中心ともなる博多までも近く、利便性の良い佐賀県。
佐賀県へ出張や単身赴任の場合はもちろんのこと、九州での仕事の場合でも使いやすいマンスリーマンションが見つかるでしょう。