【必見】マンスリーマンションの相場事情「島根編」
中国地方に位置する島根県は、出雲・石見・隠岐の三国から成りたっています。
誰もが一度は耳にした事のある有名な出雲大社をはじめ、数多くの古社があります。
島根県は歴史に包まれた魅力的な地です。
神秘的な神話の地として外国人観光客からも高い人気を誇っています。
島根県には東京から飛行機で約1時間20分です。
島根県には、出雲空港、萩・石見空港、隠岐世界ジオパーク空港と3つも空港があります。
その中でメインの空港となっているのが出雲空港です。
出雲市にある出雲空港は「出雲縁結び空港」という愛称がつけられ、親しまれています。
出雲神社に近いため、観光客の利用も多い空港です。
出雲空港は、国内線だけでなく国際線もある空港です。
萩・石見空港は山口県の萩に近い場所にあり、隠岐空港は隠岐の島にあります。
そのため、出雲空港は島根県の中央にあることから、島根県を訪れる人々がメインで利用する空港となっています。
島根県の県庁所在地であり、最大の都市は松江市です。
松江市は山陰地方の拠点都市の1つであり、企業の支店が多く置かれているだけでなく、本社を置く企業も多い地です。
松江市の人口は県内で最も多く、次いで人口の多い出雲市に比べると30,000人以上も多いのです。
ここでは松江市と出雲市のマンスリーマンションの相場事情を紹介していきたいと思います。
松江市のマンスリーマンションの相場事情
島根県の東部に位置する松江市は、島根県の中核市です。
松江藩の城下町を中心に発展してきた山陰の中心都市として知られています。
出雲東部の中心として、古い歴史を持つことから、歴史的な土地として知られ多くの観光客が訪れる観光都市でもあります。
松江市で最も有名なのが松江城と城下町です。
国宝指定にもなっている松江城は松江のシンボル的存在です。
松江城の北側は城下町が色濃く残っており、観光客に高い人気を誇っています。
松江市の玄関口となっているのが松江駅です。
松江駅はJR西日本山陰本線の駅です。
松江市の中心駅で特急や寝台列車を含む全ての旅客列車が停車します。
寝台列車「サンライズ出雲」に乗れば、東京駅や横浜駅から乗換えなしで松島駅まで到着できます。
また、松江市には山陰自動車道が通っているため、車での移動も便利です。
松江駅周辺には大型ショッピングモールや商店街、飲食店なども数多くあります。
ホテルやマンスリーマンションも駅周辺に多く点在しています。
松江駅から徒歩約5分の場所に松江一の歓楽街があり、そこには数多くの飲食店が集結しています。
また、松江市の中心街には古くから商業、業務の中心的役割を果たしてきたエリアがあります。
多くの企業の支店や本社が軒を連ねていることから、駅周辺のマンスリーマンションはビジネスマンの利用が多いでしょう。
中長期の出張や単身赴任をされるビジネスマンにとってマンスリーマンションは最も快適に過ごせる部屋になるのではないでしょうか。
1ヶ月以上もビジネスホテルに滞在していると、どうしても毎食外食になりがちです。
外食は好きなものを食べられるので良いかもしれませんが、1週間も外食が続くと飽きてしまいますし、毎食外食となると食費もかさみますし、健康面も心配です。
しかし、マンスリーマンションならキッチンが備わっているので、自炊することが可能です。
キッチンが備わっているのは一般賃貸物件も同じなのではないかと思うかもしれません。
確かに部屋の造りはマンスリーマンションも一般賃貸物件も同じです。
違うのは家具や家電が備わっているかいないかだけです。
しかし、初期費用に違いがあることをご存知でしょうか。
マンスリーマンションには敷金・礼金などの初期費用がありません。
それに対し一般的な賃貸物件は敷金・礼金・仲介手数料といった高額な初期費用が必要です。
そういったことも踏まえ、中長期の出張や単身赴任のビジネスマンにマンスリーマンションが選ばれています。
松江駅周辺には数多くの飲食店が軒を連ねていますので、自炊ができない時でも安心です。
また、松江市に移住を考えている方も一時的にマンスリーマンションを利用しています。
松江市は現在、松江市への移住を希望する方を積極的に支援しています。
住まいだけでなく仕事についても支援しているようです。
そのため、松江市への移住希望者が徐々に増えています。
そんな方々が移住前に利用しているのがマンスリーマンションです。
松江駅周辺のマンスリーマンションの相場は1R~1DKで9万円~12万円ほどです。
駅まで徒歩圏内となると少々高めなのですが、徒歩圏内でなければ5.5万円~6.5万円ほどとリーズナブルな賃料で借りることが可能です。
出雲市のマンスリーマンションの相場事情
神話の国として知られている出雲市は、出雲大社をはじめ、須佐神社、西谷墳墓群などさまざまな文化遺産が残されている地です。
全国の神々が集う神秘の古社はどこか神秘的な空気が漂っています。
出雲平野を中心として、北部は出雲神話でも知られる島根半島と日本海、南部は中国山地に接しています。
出雲市には島根県のメイン空港である出雲空港があります。
出雲空港から出雲大社まで車で約35分、玉造温泉まで約30分とスムーズにアクセスできることから、観光客が多く利用する空港です。
出雲市の主要駅である出雲市駅は、JR西日本山陰本線の駅です。
出雲市駅前には昔ながらの商店街があります。
駅から北へ向かう道は停車場通りと呼ばれ、現在は落ち着いていますが、かつては多くの人で賑わっていました。
駅通りから東西南北に商業エリアが広がり、さまざまなお店や会社が軒を連ねています。
出雲市駅を出ると、駅通商店街から始まり、扇町商店街、中町商店街、中央通商店街、本町商店街と5つの商店街があります。
また、出雲市は工業が盛んです。
長浜中核工業団地、斐川西工業団地、坂田工業団地、東部工業団地と4つの工業団地があり、製造品出荷額は島根県全体の約40%を占めています。
商業施設が多いのも出雲市の特徴です。
出雲市の中心街にはマンスリーマンションが点在しています。
神秘的な出雲市に魅せられ、中長期的に滞在する外国人の利用者も多いようです。
中心街のマンスリーマンションは駅まで徒歩圏内にあるため利用者から人気が高いのです。
1R~1DKで7万円~12万円ほどが相場のようです。
ただし、物件の状態・築年数や設備状況、周辺環境により賃料には違いがあります。
相場を上回る高めの物件も多いでしょう。
1DKで18万円~20万円の物件もあるので、地方都市だから安いということはないようです。